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生誕130年 前田寛治 ―ポエジイとレアリスム 一九三〇年協会設立100年
33歳で没した鳥取出身の洋画家・前田寛治の回顧展。生誕130年と一九三〇年協会設立100年に合わせて開かれます。
前田寛治(1896-1930)は鳥取県に生まれ、33歳で亡くなった洋画家です。活動できた期間は短いものの、日本の近代洋画に残した跡は大きく、生誕130年にあたる今年、地元の鳥取県立美術館で回顧展が開かれます。
副題の「一九三〇年協会」は、前田らが結成した美術団体です。その設立から100年という節目も、この展覧会が組まれた理由になっています。
見どころ
前田の絵は、詩的な感覚と、西洋絵画の写実の伝統とを同時に持っています。どちらか一方に寄せず、両方を1枚のなかで成り立たせようとした点が特徴です。
短命だったぶん、作品数は多くありません。まとまった数を一度に見られる機会は限られるので、回顧展という形式そのものに意味があります。
会場は鳥取県立美術館の3階企画展示室です。2025年に開館した新しい館で、展示室の環境も見やすく整えられています。
開催スケジュール
会期は10月10日(土)から12月13日(日)まで。開館は9時から17時(入館は16時30分まで)です。
休館日は月曜日ですが、10月12日と11月23日は開館し、代わりに翌日の10月13日(火)と11月24日(火)が休館になります。祝日の並びで動くので、月曜と火曜に行く予定なら確かめてから出かけてください。
観覧料は当日券が一般1,500円、学生950円、高校生500円、小中学生300円です。前売券はそれぞれ300円ほど安くなります。
アクセス
JR倉吉駅からバスで約10分、「県立美術館前」で降りるとすぐです。「倉吉パークスクエア北口」で降りた場合は徒歩8分かかります。タクシーなら約9分です。
美術館があるのは鳥取市ではなく倉吉市です。県庁所在地と間違えると大きく外れるので、経路を組むときに注意してください。
訪れる前に
前売券を使うなら、会期が始まる前に買っておく必要があります。当日券との差は小さくありませんが、販売期間を過ぎると買えません。
倉吉には白壁土蔵群の町並みがあり、美術館から歩ける範囲です。展覧会と合わせて半日ほど見る組み立てにすると、移動の時間が生きます。
12月に入ると山陰は天気が崩れやすくなります。バスの本数もそれほど多くないので、帰りの便を先に調べておくほうが安心です。